親しくしてもいい人!いけない人!
おはようございます。黒一点アドバイザーの秀一郎です。
「お前は若いから、若くてきれいな子と仲良く話しをしたいと思うけど。店の売上を考えるなら、一番親しく仲良くしてもいいのは最年長(84歳)のSさんだから」
とのアドバイスを受けたのも、配属が決定した初日でした。
勿論、真面目な私がそのアドバイスに従ったのは、言うまでもありませんが、その意味を理解するにはまだまだ経験が足りませんでした。
店に関わる人全員に、挨拶と声掛けをすることを義務付けていた私は、その日も全員に挨拶と話しをするために、店舗内を駆け回っていました。そこで、40代の女性外交員と着物の話で盛り上がり少し長く話しをしてしまいました。
22歳の私にとっては、40代の方は「若くて」という基準には勿論入っておりませんが、見事な程の反応が返ってきました。そのあとに話をしにいったスタッフさんからは、
「やっぱり、若い人の方が話があって楽しそうねぇ」や
「うちの班にも若い子がいればよかったんだけどね~。ごめんね」
「やっぱり、秀一郎君も若い子の方がいいよね~」
などという声が、冗談めかしながらも5,6人から飛び出しました。
直接言ってくる人が5,6人いるなら、思っている人はもっといるはず・・・、と考え上司のアドバイスの正しさを認識し、女性の笑顔の奥が少し見えたような気がしました。
なかなか、女性従業員が助けてくれないと感じている貴方。不用意に若い従業員と親しくしていませんか・・・
一人ぼっちの男性管理者に送る!
おはようございます。秀一郎です。
このブログでは、「女性が多い職場で、たった一人の男性」や「男性管理者で、部下に有能な女性が多い方」または、「一人正社員で、パート・アルバイトで大勢を管理している方」に読んで頂ければ幸いです。
私が、女性が多い職場に放り込まれたのは、22歳の頃です。
「呉服販売」という仕事柄、従業員にもお客様にも女性が多く。2日に1日店に訪れる上司以外は、全員女性という中で仕事をスタートしました。
当時の上司から一番最初に教わったこと、それは
「一生懸命やれば、周りのみんなが助けてくれる!その変わり、手を抜けば皆が手を抜くからお店はなりたたなくなるよ。」という言葉でした。
実際、忙しいからと少し楽をした(普段は、展示場へあがるときは乱れていた靴は全部揃えていたが、その日は2回に一回にするなど)後は決まって、店の数字(来場数、売上)が落ちていました。
しかも、行動を正し、皆とコミュニケーションをとると数字も元に戻りました。何度もこういうことがあり、上司の言葉を実感しました。
年少でも、人の上に立つ立場になった人は「楽をしてはいけません」。少しのことでも皆が見ています。逆に、年少だからこそ、一生懸命さが皆を動かす力になります。
今の現状に悩んで、周りの協力が得られないと思っている方。皆が嫌がる何かを習慣にしてみると、現状が好転するかもしれませんよ。