syuuiti_rouのブログ

就職氷河期世代である30代後半の男性です。女性30人が働く職場にて、たった一人の管理者男子だった前職や、世間的にいうど真ん中のブラック企業での経験を交えて、日々考えたことなどを語っていきます。

ブラック企業の見分け方1「変形労働時間制、給与に残業代含む」

おはようございます。秀一郎です。

 

今日は、ブラック企業の見分け方について伝えたいと思います。

とはいえ、完全にブラック企業かどうかは、その企業に勤めるか、勤めた人に話を聞かない限りはわかりません。

そして、何より一番大事なことは自分自身がどんな働き方を望んでいるのか!これが一番大事です。

 

労働強度が少なく、ずっと椅子に座って簡単な事務作業を行うだけで多額の給与がもらえる仕事。自身がじっとしていて、簡単でも高額な仕事を探している場合はこれを”良”とするでしょう。

しかし、自分の能力を試してみたくて、社会に良い影響を与える仕事をしたい、と望んでいる場合。この仕事は”良”とはなりません。

 

それでも、自分にとっての優良企業は人それぞれ異なりますが、ブラック企業は誰にとってもブラック!これは避けるべきです。

 

今回の教訓。「変形労働時間制、給与に残業代を含む」という企業を避けた方が良いのはなぜでしょうか?

 

先ず、変形労働時間制という言葉をご存知でしょうか?

これは、仕事に繁忙期・閑散期がある場合に、1か月、1年など期間を定めて、あらかじめ長時間勤務の日と、短時間勤務の日を決め、平均週40時間になるように調整すれば一時的には40時間を超えても残業代を支払う必要はない、といった制度。

 

なので、途中で退職者が出た場合は、それまでの労働時間を計算して、平均40時間を超えている場合は、残業代を支払わないといけません。

しかし、この制度自体を採用すること=①残業代を抑制したい。②繁忙期分の人出を確保するのが難しい。などの場合が多いため、名ばかりで残業代抑制のために使用されることが多いように思います。

 

次の、”給与に残業代含む”ですが、最近は求人票月給欄に高額な金額を設定し、但し書きで月20時間の残業代を含む、などとしている求人を見かけるようになりました。

これは、20時間の残業をすることを前提の給与であり、

①恒常的に残業が発生する程度の労働強度をもった業務であること。

 

②残業代を差し引くと給与額は平均以下であること。多額の給与を与えられる財務状況ではない。

 

③給与額を上げることなく、求人検索してもらいたい、などの戦術的な行動を行っている。= その他の様々なことも根本の変換ではなく、一時的な対策をとる可能性が大きい。

 

ということがあげられます。

勿論、全ての企業がそうではありませんが、特に”給与に残業代を含む”という企業は大企業でもよくよく検討された方がいいでしょう。