田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 1
最近読んだ”おススメの本”
「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」です。
作者の 渡邉 挌(わたなべ いたる)さんは、1971年生まれ。
31歳で突如をパン屋になることを決意し、2008年に独立して「パン屋タルマーリー」を開業。
「自然栽培」(外から肥料を与えることなく、作物自身の力で作物が育つようにする)した小麦で、「天然麹菌」で発酵させた酒種パンは日本初の試みで名物のようだ。
資本主義と自分たちの本当に望んでいる将来、働き方を考えたうえで、週に4日営業で、年に一カ月の長期休暇を取るパン屋さんです。
店作り、生き方の信念から、「腐る経済」「お金」についての考え、自分の将来について考え向き合っていた自分にぴったりの本でした。
あと2回の合計3話で完全に紹介していきたいと思います。
ブラック企業の見分け方2「ハローワークに常に求人掲載している」
おはようございます。秀一郎です。
今回のブラック企業の見分け方は、「ハローワークに常に求人を掲載している」ことです。
同じ求人を掲載している企業でも、「リクルートキャリア」や「パソナキャリア」などの人材紹介会社への求人は別です。ここは、年収をベースにした手数料を紹介会社に支払う仕組みをとっており、資金力の乏しい企業が自然と淘汰されるため、オススメではあります。
(経営が不安定なために、残業代不支給や、ボーナスがない、などの企業を選ぶ可能性が低くなります。)
また、すぐに人材が決まらなくても、より良い人を考えて長期での選考を行っている可能性もあるからです。
では、何故ハローワークでの常時の求人掲載がいけないのでしょうか?
①人材紹介会社や求人誌に求人掲載が出来るだけの資金が乏しい(収益性が悪い)
これは、言わなくてもわかりますね。収益性が悪い=従業員にお金をかけることができません。給与の条件も低いことが多いでしょう。
もしも、これで極端に高い金額提示の場合はもっと危険なので避けた方が無難です。
②社員の離職率が高く、就業しにくい可能性が高い
常に応募がある=1)まったく応募がない or 2)入社しても常に以前の人が離職している。
こういう企業では、入社した自分もその他大勢の人と同じになる可能性があります。
就職は自分の人生を決める大事な決断。出来るだけリスクは避けた方がよいでしょう。
③問題に対して積極的に解決できる能力がない
常に求人を掲載している企業は、常に人手不足という問題を抱えています。つまり、重要な問題を解決できる能力がない、能力を持った人がいないということになります。
人事上の問題に対して、何故人手不足が解決しないのか?
会社の雰囲気なのか?、待遇なのか?、制度なのか?そもそも、変更箇所のない求人票を常に掲載していても、何も変わりません。それなのに、それをそのまま掲示し続ける=無能としか思えません。
したがって、ここには業務上の改善、制度上の改善を拒否する何か(経営者・職場の意志)(面倒なことはしたくないという風土)などがあり、発展し成長する企業であるという可能性は低いでしょう。(倒産予備軍?)
何度もいいますが、就職・転職は一生の大事です。いろんな角度から調査してリスクは避けた方がよいでしょう・・・。
初秋に歴史小説はいかが?
おはようございます。歴史小説・愛好家の秀一郎です。
今回は、秀一郎の歴史小説観を変えた小説を紹介します。
1.「真田太平記」 池波 正太郎 著
高校時代に出逢い、小説・物語の世界に浸るきっかけになった一冊です。登場人物がそれぞれ引き立っていて、あっという間に読んでしまいました。
真田昌幸、信之、幸村と忍を中心にして、戦国時代から江戸時代にかけての時代を描いた作品。生きた人間がそこにいる感じで、自然に頭の中にストーリーが入ってくる感じだった。
2.「吉原御免状」 隆 慶一郎 著
●●●●は影武者だった、というのが氏の多くの作品に共通している歴史観。その中で、吉原が出来た理由と、「道々の輩」という人間たちの存在が戦いを交えながら面白く描かれています。
おススメの一つ。
覇 信長記 Final round Vol.1 日欧大海戦 (歴史群像新書)
- 作者: 羅門祐人,中岡潤一郎
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2013/09/23
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
もし、織田信長が本能寺の変で死ななかったら、をテーマにした歴史ノベライズです。真田幸村が信長の養子になっており、歴史小説というよりも、戦記小説として読むと面白いと思います。
歴史ノベライズの中一番のおススメです。
以上、秀一郎の小説観を変えたおススメ3冊でした。
コーチング&自己分析
今週のお題「いま学んでみたいこと」
おはようございます。秀一郎です。
今更ですが、ビジネスモデルYOUとビジネスモデルジェネレーションという書籍があることを知り、早速購読。面白さと自己分析にはまっております。
直情的で、あまりリスクを考えることが出来ない性格の私は、自分の経験と踏まえて、谷口貴彦氏のザ・コーチ・最高の自分に出会える「目標の達人ノート」が好きでした。
1年以内に遠くても谷口貴彦氏の講演及び講座に参加したい!と思う秀一郎です。
本能寺431年目の真実(読破)
おはようございます。秀一郎です。
昨日、明智光秀の子孫である「明智 憲三郎氏」の著書である「本能寺431年目の真実」を読みました。
世間一般には、明智光秀は真面目な官僚型の人物で織田信長から無礼・奇矯な対応をされ、我慢が限界に達して、または将来の不安から本能寺の変をおこしたと認識されています。
今回の著書は、明智光秀の子孫として史実の資料をもとにして真相を考えられている一冊です。
ネタばれも含みますが、
②明智光秀の経歴については、従来伝えられている「浪人」→「朝倉氏」→「将軍の家来」ではなく、将軍側近の○川氏の中間だった。
③人物的にも、官僚的な知能が先行した人物ではなく、「狡猾さをもち、成果をあげる人物」だったということ。
など、納得できる内容がいっぱいでした。
お盆休みは読書に励んではいかがでしょうか?
ファーストキャリアと
ちきりんの日記「最初に働く場所の選び方」を読んでの感想です。
私は、ブラック企業の次の職場で幸いにも自ら考え、臨機応変に判断し、実行する必要がある仕事=「呉服店の店長」という職場に就くことが出来ました。
・自分の仕事は、より売上を伸ばすこと(新店舗の進出や、既存店の改革を含む)です。明確に目的を示され、そのために最善の行動を考えて取ることが仕事だと教わりました。
・商品の特徴として、「着ること、持つことによる価値観」を販売する。商品だけを販売しているのではない。自分自身の存在も価値の一つと考え、自分を磨きながら商売をさせて頂く、という考え方に最終的には至りました。
次の職場では、非常に安定した職場で、まさに35歳まで、
・会社、上司が指示した仕事を行い。
・新規プロジェクトなどへの参加もなく
まさに、経験を積めない職場です。
両方を経験した私の意見としては、「自発的に考え、責任を自覚し、行動できる環境」に身を置くことは絶対に必要です。
35歳まで、ずっと指示されたことだけをしているとしたら、考えられない人になっていたに違いありません。
信頼・信用という形のない物
信用とか、信頼とか、いう目に見えない物の大事さを最近は特に感じる。
たとえば、設立1年の企業よりも、設立20年の企業の方が安心に感じるし、非上場企業よりも、上場企業の方が優れた企業のように感じる。
しかし、その感覚自体が自分の頭で考えていないようにも思えてしまう。
歴史が長いだけ、上場しているだけの企業もあるに違いない。また、将来大きく成長する無名企業、新規設立企業も多く存在するだろう。
考えなくて良い分、組織力を見て評価すると楽だからついそちらを見てしまうが、大事なのはどんなトップがいて、どんな方針を、どのような形で実施しているかだと思う。
そこが優れていれば、今後伸びてくるし。劣っていれば、今後は衰退するばかりだろう。