syuuiti_rouのブログ

就職氷河期世代である30代後半の男性です。女性30人が働く職場にて、たった一人の管理者男子だった前職や、世間的にいうど真ん中のブラック企業での経験を交えて、日々考えたことなどを語っていきます。

書類選考を通過しない(泣)

おはようございます。就活アドバイザーの秀一郎です。

 

今年度、就職活動は学業の妨げになるということで後ろ倒しになり、3月から解禁。現在は5月後半、就職活動まっただ中というところです。

 

もちろん、就職試験は8月からなんですが、企業によってはSPIや面談などを行い、あらかたの選考を済ませているところから、内々定まで出ている企業もあるみたいです。

 

一部の優秀な学生に内定が集中し、内定のとれない学生が大勢出るという図式は今回も変わらないものと予測されます。

 

今回は、「書類選考を通過しない(泣)なんとか面接までは進みたい!」という学生のために対策をお送りします。

 

書類選考から先に進まない原因をみなさんは企業側の立場から考えたことがありますか?

書類選考に通らない理由は主に3つあります。

 

1.履歴書が基準に満たない(字が汚い。志望動機が少ない。内容に整合性がない)

 1部上場企業(しかも有名な企業)は、それだけで多くの学生が応募があります。100名の募集に対して10000人とか!

 人事の人は、それにどう対応するのか。仕事は多く、時間も有限なので10,000通すべてにじっくりと目を通して検討することは不可能です。

 したがって、多くの就活本に書いてあるように、第一ステップとして、①字が汚いもの・誤字があるもの、②志望動機の記入がないもの、③出身大学・成績での選別

によってざっくりと選考を行います。

 

その後、内容等を検討して合否を決定します。この時に、④内容の整合性はあるのか(就活冊子の受け売りではないか?使いまわしでないか?)の吟味が行われます。

第一ステップの振るいかけを通過できるくらいの履歴書が作れれば面接0ということはありえません。

 

2.そもそもの応募数が少ない。

 東大、京大などの国立有名大学。早稲田、慶応などの有名私立大学を除き、応募した企業すべてで書類選考に通過することはありえません。

 10社にも満たない応募数では、通過は難しいでしょう。

 

3.企業ランクを考える

 出身大学に対して、高望みな企業応募をしていませんか?一部上場企業、有名な大企業は多くの学生が受験し、その枠は国立大学、有名私立大学出身者だけで埋まってしまいます。

 

 時間、資源に限りがあり、その中で利益を上げるということが企業の存在意義のひとつでもあります。

 一人一人、丁寧に対応してくれることはありえません。

 

 そこで、対応策を一つ。狙い目は中小企業です。就職課の先生、両親、知人などに訪ねて、地元の優良中小企業を狙うのが一番です。

 待遇、過去の業績、雰囲気、経営層など調査、検討すべきところは大企業よりも増えますが、面接まで進める率はかなり高まります。

 

 優良中小企業を見極めるコツ!見送った方がいい中小企業!については、後日少しずつブログにて紹介したいと思います。