syuuiti_rouのブログ

就職氷河期世代である30代後半の男性です。女性30人が働く職場にて、たった一人の管理者男子だった前職や、世間的にいうど真ん中のブラック企業での経験を交えて、日々考えたことなどを語っていきます。

初秋に歴史小説はいかが?

おはようございます。歴史小説・愛好家の秀一郎です。

 

今回は、秀一郎の歴史小説観を変えた小説を紹介します。

 

1.「真田太平記」 池波 正太郎 著

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)

 

 高校時代に出逢い、小説・物語の世界に浸るきっかけになった一冊です。登場人物がそれぞれ引き立っていて、あっという間に読んでしまいました。

真田昌幸、信之、幸村と忍を中心にして、戦国時代から江戸時代にかけての時代を描いた作品。生きた人間がそこにいる感じで、自然に頭の中にストーリーが入ってくる感じだった。

 

2.「吉原御免状」 隆 慶一郎 著

吉原御免状 (新潮文庫)

吉原御免状 (新潮文庫)

 

 ●●●●は影武者だった、というのが氏の多くの作品に共通している歴史観。その中で、吉原が出来た理由と、「道々の輩」という人間たちの存在が戦いを交えながら面白く描かれています。

おススメの一つ。

 

3.「覇信長記」 羅門祐人 作、中岡潤一郎 著

 

 

 もし、織田信長本能寺の変で死ななかったら、をテーマにした歴史ノベライズです。真田幸村が信長の養子になっており、歴史小説というよりも、戦記小説として読むと面白いと思います。

歴史ノベライズの中一番のおススメです。

 

以上、秀一郎の小説観を変えたおススメ3冊でした。