親しくしてもいい人!いけない人!
おはようございます。黒一点アドバイザーの秀一郎です。
「お前は若いから、若くてきれいな子と仲良く話しをしたいと思うけど。店の売上を考えるなら、一番親しく仲良くしてもいいのは最年長(84歳)のSさんだから」
とのアドバイスを受けたのも、配属が決定した初日でした。
勿論、真面目な私がそのアドバイスに従ったのは、言うまでもありませんが、その意味を理解するにはまだまだ経験が足りませんでした。
店に関わる人全員に、挨拶と声掛けをすることを義務付けていた私は、その日も全員に挨拶と話しをするために、店舗内を駆け回っていました。そこで、40代の女性外交員と着物の話で盛り上がり少し長く話しをしてしまいました。
22歳の私にとっては、40代の方は「若くて」という基準には勿論入っておりませんが、見事な程の反応が返ってきました。そのあとに話をしにいったスタッフさんからは、
「やっぱり、若い人の方が話があって楽しそうねぇ」や
「うちの班にも若い子がいればよかったんだけどね~。ごめんね」
「やっぱり、秀一郎君も若い子の方がいいよね~」
などという声が、冗談めかしながらも5,6人から飛び出しました。
直接言ってくる人が5,6人いるなら、思っている人はもっといるはず・・・、と考え上司のアドバイスの正しさを認識し、女性の笑顔の奥が少し見えたような気がしました。
なかなか、女性従業員が助けてくれないと感じている貴方。不用意に若い従業員と親しくしていませんか・・・